スマートハウスという言葉は聞いたことありますでしょうか?
家やその中にある住宅設備をITO化して生活の質を上げたり、便利にしたりすることをスマートハウス化といいます。
以前に比べスマートハウスの認知度は高まっており、
音声認識システムに音声で指示を出したらその指示を実現してくれたり、外出時にスマートフォンから空調の電源を入れたりと私達の暮らしを豊かなものとしてくれております。
数あるスマートハウス化の仕組みの中で、スマートロックという仕組みがあり、
これがあると暮らしがかなり一変します。
この記事では皆さんの暮らしをガラッと変化させるスマートロックのご紹介を行っていきます。
スマートロックとは

スマートロックとは、家の鍵を物理的な鍵ではなく
wifiやスマートフォンを活用して解錠する仕組みのことを指します。
日本では2015年がスマートロック元年と言われておりますが、普及率は正直まだまだです。
ただ、物理的な鍵を活用したドアの開閉は4,000年前からほとんど進化がないとのことです。
4,000年前の形式が変わらずに現存しているのはなんだか面白いですよね。
今後、キャッシュレス化に代表されるIT化やスマートフォンのさらなる普及により今後スマートロックはかなり注目されていくことでしょう。
メリット・デメリット
スマートロックを活用するメリット・デメリットは下記が挙げられると思います。
メリット
- 鍵の開け閉めが楽になる
- 鍵の受け渡しが不要
- 締め忘れの防止
- 物理的な鍵を持ち歩かなくて良くなる
デメリット
- 料金がかかる
- 設定が必要
- スマホが電池切れになると解錠できなくなる
以下にて、メリット・デメリットの解説を行っていくのでスマートロックに対しての理解を深めていただければ幸いです。
メリット
鍵の開け締めが楽になる

普段物理的な鍵を活用して鍵を開けるときですが、
家につく
↓
鍵を探す(バック、ジャケット、アウター、ポーチ)
↓
鍵を鍵穴へ差し込む
↓
鍵を回す
↓
扉を開ける
となりますが、
スマートロックを活用すると
家につく
↓
スマートフォンを取り出す
↓
鍵を開ける
↓
扉を開けるとなります。
単純に比較するだけでも、スマートロックを活用したほうが家についてから扉を開けるまでのアクションの数が少なくなります。
アクションが少なくなるということは鍵の開け締めが楽になるということを言えますね。
また、荷物が多いときに鍵をバックから探す必要もないので、荷物が多い場面なんかではかなり効果を発揮するのではないかなと思います
物理的な鍵を持ち歩かなくて良くなる

個人的にスマートロックを活用する一番のメリットは物理的な鍵を持ち歩かなくて良くなることだと思います。
物理的な鍵は持つがゆえに
- 朝もしくは出かけるときに鍵を探す時間が5分程発生する時がある
- 管理する場所、置き場所を作る必要がある
- 外出時にポケットに入れてゴワつく
- 紛失のリスク、どこかに忘れてしまうときもある
のような場面ってありませんか。
どれか一つは心当たりあるかもしれませんが、スマートロックにすることですべて解決します。
どこかに忘れてしまうときもあるという場面で私が一番嫌だったタイミングは

飲み会楽しかったな~
あ、会社に鍵忘れてしまった。。
会社に取りに戻らないと家に入れない。。(泣)
です。
スマートロックにすることでこのような経験をすることはなくなります。
鍵の受け渡しが不要

民泊や賃貸管理会社のお仕事をされている方に関係する事かもしれませんが、
鍵が電子化されれば物理的な受け渡しが不要となります。
自宅を民泊用に貸し出しており家が物理的な鍵の場合、宿泊者と面会して鍵を渡すもしくは何らかの手段で
鍵を渡す必要が出てくると思います。
宿泊者と面会する時間の調整や、実際に合って話をする時間等結構手間になっているはずです。
また、賃貸管理会社で考えてみても
不動産の営業マンや、物件の内覧者に対して物理的な鍵があるがゆえにスムーズに鍵を渡すことができず、機会損失が増えていることは想定できます。
また、ホテルに宿泊するときも物理的な鍵ではなく、電子的な鍵であればフロントスタッフの業務効率化に繋がり生産性を高めることもできるでしょう。
このように鍵の受け渡しが不要になると業務効率化も進みます。
締め忘れの防止
![「・・・あれ、家の鍵締めたっけな?」の写真[モデル:大川竜弥]](https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/TSU863_areienokagi_TP_V.jpg)
外出するときに

あれ?
鍵閉めたっけ? 1回帰って確認しよう。
・
・
(帰宅)
やっぱり締めてたか。
のような無駄に時間を使ってしまうことってありませんか?
スマートロックにするとアプリで鍵の状態を確認できるので
このような自分に対して疑心暗鬼になることもなくなります
デメリット
お金がかかる

1番のデメリットはお金がかかることだと思われます。
今までお金を掛けていなかったことに対してお金を活用することになるので、
ここが1番のハードルだと思います。
様々なスマートロックの会社があるので料金体系はバラバラなのですが、
初期費用+月額費用(約300円)のようなサブスクタイプのものもあれば
機会を一括で購入してそれ以降の費用が発生しないというたいぷのものもあります。
という料金体系が一般的なようです。
どのようなスマートロックのサービスが有るのかは別の記事でご紹介させていただきます。
ただ、月額300円ほどで上記のメリットを享受できるのであれば
スタバでフラペチーノを飲むのを月1回我慢してスマートロックに投資しても良いのかなと個人的には思います。
設定が必要
スマートロックの取り付けや、アプリのインストールが必要です。
何事も前準備が必要ですが、スマートロックを活用する時のも前準備が必要です。
スマートフォンの電池切れになると解錠できなくなる

スマートフォンを活用して鍵を開け締めするので、スマートフォンの電池がなくなれば
扉を開けれなくなります。
そのため電池の残量には注意を払う必要があります。
ただ、スマートフォンには電池の残量を知らせてくれるアラート機能があったり、今ではモバイルバッテリーを持っている人も多いと思うのであまり気にならない問題だと思います。
もしモバイルバッテリーを持っていない人がいれば別の記事でご紹介しているのでぜひ参考にしてください。
どんな人に向いているの?

ずばり、
物理的な鍵を持ち歩くことをめんどくさいと思っている人にピッタリだと思います。
お金はかかりますが、その分メリットは享受できると思うので活用を検討しても良いと思います。
今後の展望

スマートロックの認知度は日本ではまだまだ足りてません。
ただ日本では、キャッシュレス化も以前に比べかなり進んでおり、財布を持ち歩かずに買い物をするという文化が浸透しつつあります。
なので鍵を持ち歩かずに扉を開ける文化も浸透していく可能性は十分あります。
また、働き方改革の文脈で勤怠管理システムとスマートロックを連携させて勤怠時間を正確に把握したり、対面での鍵を渡す業務の効率化を図ったりとビジネス活用の場が広がっております。
今後認知度が広がっていき、鍵を持ち歩かない生活が定着していくかもしれません。
おすすめのスマートロックについて知りたい方は
「将来的には当たり前?スマートロックのご紹介。」でご紹介しているので
こちらの記事も参考にしていただけると良いかと思います。
あのSONYがスマートロック市場に参入!注目度No1のスマートロックサービス
